ブログ

新任マーケ担当者必見! 実績もある「着任時にやるべき施策」とは?

私自身、複数回の転職ないしは異動を行なってきた人間ですし、発注側にも受注側にもいた経験がありますから「新しいマーケティング担当者」のあれやこれやというのは一通り見てきましたが、やはりみなさん着任されると様子を伺いつつ「大きな事」をなさろうとするパターンが多いです(私も含めて)。

たとえば、サイトのフルリニューアルとか、兼ねてから前任者の課題になっていた重要な案件とか、そこをやっていると「やっている感」も出るので触りたくなる気持ちはよーく分かるのですが、結構それは「獲得成果」という面で見ると怖いものがあって、私の場合、その手ものを、たとえば転職時に標榜していたとしても、手をつけるのはちょっとだけ後にすることにしています。

なぜってそれらの大物案件は労力の割に獲得数などは伸びにくく「やった」という行為そのものが目的になりがちだからです。特に異動したてとか、転職したてのタイミングでは過去の経緯がよく見えていないため「リニューアルこそしたが、課題は解決しなかった」となっては目も当てられません。

「でも、着任して成果は出さないといけない」

その気持ちも良く分かります。

じゃあ、何をするのかというとオススメは「無駄の削減」。

これから始めると上手くいきやすいです。

「コストカットですか?」と聞かれそうですが、本質的な狙いはそこではありません。

どちらかというと「新しいことを仕掛ける」ために「明らかに無駄になっている箇所」だけをそぎ落とすのです。

たとえば、直帰率が異様に高いバナー広告の出稿だけを減らしたり、効果が可視化できていないがなんとなく続けている広告費を削減したりとか、そういう方向性の調整をする。

地味な作業に見えますが、まずは「無駄を削減することにメスを入れる」のはすごく重要です。ただし、くれぐれもよほどの自信がない限りは「全面停止」はしないでください。あくまでも「調整」という名目でのコストカットです(なぜなら、万が一それで成果が落ちた場合に、停止していなければリカバリーができるからです)。

そして、改めて確認しておきたいのはコストカットは目的ではなく、あくまでも次の一手の「手段」だという事です。

案件を調整したあなたの手元には、それらの案件から生まれた「お金」が手元に残っているはずです。次はこの広告費を「自社の中で最も獲得の取れているところで、まだ余力のありそうなところ」に再配分します。

実はたった、これだけの事で目の前の数字が改善してしまう事がよくあります。

仮に「いや、もうそこはキッチリやっていて、再配分する先がないから現状の予算配分だったんだよ」であれば、それもまたチャンスです。でしたら、今度は浮かせたそのお金を「新しい施策」につぎ込んでしまいましょう。それは、純粋にあなたが「これは獲得できそうだな」と感じる類のものへの再配分で構いません。

このやり方をオススメするのには2つ理由がありまして、1つ目は「元々効果の薄い予算を集めて使っただけだから仮に再配分が大コケしても損害は限りになく0だから」という点です。「伸びればラッキー、外れたら振り直そう」くらいの気持ちで動かす事ができます。

2つ目はあなた自身の話なのですが、着任してすぐの時には、なにがしかのアイデアが存在していて「なんで、今までこうやってこなかったのだろう?」というような事があると思うんです。

時にそれは「その部で過去に検討・実施されていた事」かもしれませんし、時にそれは「実は解決方法だった事」かもしれません。いずれにせよ、あなたの新施策のアイデアはその方向に向いているはずなので、そこで一回リスクのないお金を使いながら「自分の仮説が正しいかの実験ができ、その知見があなたに貯まる事」が出来る。これが出来る事が非常にその後の行動に生きてきます。

案件を自分なりに回していると手元の改善が少し進む中で、とりあえず落ち着く事ができるようにもなります。私が過去からこのやり方で失敗した事がないので、もし良かったら(自己責任で 笑)試してみてください。

 

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017 Ricky de Souza

最近の記事

PAGE TOP