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マーケティングの基本は「数字・ファクト・ロジック」

いまはライフネット生命の会長になられている出口さんの講演に参加した時に、その講演にて、優しい口調からおっしゃられていた本質論がありまして、実は私はそれを非常に大事にしています。それは、何かと言うと「結局、何事においても必要なのは『数字・ファクト・ロジック』の3点に集約されるのです。それ以外は不要だと考えてもいい」という趣旨の話をおっしゃられていて、その言葉はこの講演以降、私のバイブルになっています。

特にマーケティング領域においては、私はこの「3種の神器」がベースであり、すべてだと考えておりまして、どんなに拙い表現になったとしても、この条件が揃っているだけで「説得力があり、かつ成功確率が見込まれる施策」を作り出す事が可能になると考えています。

なぜでしょうか? ちょっと考えてみましょう。

まず、何かをなそうと思った時に、説得力のあるのは「数字」です。

たとえば、あなたが出かけようとした時に、空を見たらどんよりしていたとしましょう。そこで、家族に「今晩は雨になるかな?」に聞いたとして、その返事が「さあ、雨降るんじゃない?」と言われるのと「天気予報で夜の降水確率が80%って言ってたよ」では、その後の行動(傘を持っていくか否か)が大幅に変わってしまう事でしょう。この降水確率が10%だったらきっと傘を置いていくわけで、そういう意味では情報の発信元(この場合、天気予報)がしっかりしている時、そこから出てくる「数字」には説得力が生まれます。

さて、数字に説得力があるのをなんとなく掴めたところで、次はファクト(事実)です。

先ほどの情報には「空を見たらどんよりしていた」というファクトが存在しており、これが「雨が降るのではないか?」という「ロジック」(仮説)を生み出したわけです。

「空を見たら雲がかかっており、天気予報の降水確率は80%だった」と、2つの条件が揃う事で「今夜は雨になるだろう」というロジック(仮説)が作られました。そして、その仮説を元に、あなたは「傘を持って出かける」という行動を起こすわけですね。

実際のマーケティングの現場では、こんな簡単な条件で状況把握をすることはありませんが、考え方の根っこは同じです。たとえば「あるWebサイトへの特定の媒体からの流入だけ直帰率が99%だった」というような状況があれば、そこから生まれるのは「媒体でのクリックはほとんどが誤クリックなのではないか?」とか「数字の計測がどこか間違っているのではないか?」など、いろいろなロジック(仮説)を組み上げる事ができます。

「数字・ファクト・ロジック」を使った考え方は日常から実は使われていますが、意識して使う事で様々な仮説立案を行い、課題や企画や改善案を出す事に役立ちます。ぜひ、常日頃から「数字・ファクト・ロジック」で考えることを心がけてみてください。

 

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