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なぜ、その「問題」は解決しないか?は分解して考えてみよう

案件が進まない時、そこには必ずなにがしかの「原因(問題)」が存在する訳ですが、その問題が発覚した時点で「対応出来ない気がする」と瞬時に思うケースは誰にでもあります。

ただ、この「対応出来ない気がする」と言うのは2パターンあって「明らかに対応出来ない」と言うケースが1パターン目。そして、もう1パターンは「実は解決できるが、出来なさそうに見えているだけ」と言うケースです。

難しいのは「すべてを改善しよう」とすると「前者が徒労に終わる可能性」が高く、かと行って、改善しないと言う手を取ると後者が「完全に機会損失」になっていると言う事です。

では、この2つのケースを上手く見分ける方法はあるでしょうか?

私がこう言う時によく使うのが「問題を深掘りして課題にする」と言うテクニックです。

まず、そもそも「問題と課題の違い」とはなんでしょうか?

辞書を引くといくつか意味が出てきますが、こんなものが当てはまりそうです。

問題:困った事柄。厄介な事件。「新たな問題が起きる」
課題:解決しなければならない問題。果たすべき仕事

なんか、若干ループしている感を覚えますが(笑)、一方で私が過去何かの研修(おそらくロジカルシンキングか何か)で言われて腹落ちしている表現は以下です。

「問題」は漠然とした状況を指します。
「課題」は具体的に解決が可能な問題点を突き止めています。

たとえば、自分がサルの飼育員だったとして「猿山でいじめがある」ことを見つけたとします。

「このいじめ問題を解決せよ!」と上司から指示をもらったとして、この時点では「サル相手に説得するんですか!?」とか「無理そうな方向」を考えてしまいがちです。

しかし、「猿山でいじめがある」事自体は、この時点では「問題」ですよね。これを「課題」と言う人はいない。で、たとえば「猿山でいじめがある」を掘り下げると「グループが2つに分かれてどちらにも入れない猿がいる」みたいな所に進みます。ここもまだ「課題」と言うには少し荒い。で、もう一段階掘ることで「どうも、お互いのグループのボスが縄張り争いをしているから、あぶれた猿が嫌がらせを受けているようだ」となったりします。

ここまでくれば、この課題に対して「猿山を別々にする」とか「ボスに決闘させて白黒つけさせる」とか(解決策の良し悪しはさておき)「猿山いじめ問題」に対しては、なんらかの対処は出来るようになります。

これが、問題を課題に分解して解決するためのプロセスです。

あまりに自分に影響力の余地がない問題(世界情勢とか)はどうしようもありませんが(笑)

少なくとも、社内(もっと言うと部内)で起こっている問題レベルなら、問題を課題まで分解できるケースもあると思います。課題まで分解した時に、それでも「できない」のか? そこを判断の基準すると「対応の可否」はもう少し精度が上げられる事でしょう。

 

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