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「上司や顧客にプレゼン・企画が通らない」から脱却する方法

新入社員だった頃、上司にポスターの企画書か何かを持ち込む仕事をもらった事があって、とにかく色々自分なりに練りこんで持っていくのですが、全然通らない。来る日も来る日も持ち込んでは、通らなくて、何十回もダメ出しされ続けた時に、最後の最後に(若気の至りからキレ気味に)「じゃあ、Yさん(上司)が作ってみてくださいよ!!」と50回目くらいのダメ出しのタイミングで上司に食ってかかった事があります(いやー、今思うと恥ずかしいな我ながら 笑)

上司は「ふ~ん」と、メモを取り出すとササッと筆を走らせて「こんな感じじゃね?」と見せてきました。

で、まあこれが、ぐうの音も出ないほど明らかに自分よりレベルが高いんですよ(笑)

(上司が数秒で考えたところにも及ばないのか自分は)と落ち込むと同時に「すみません、生意気言いました」と鼻っ柱がバキーンと折れまして。

結果、ありがたく、お土産に「追加のお仕事」を頂いたのですが(笑)この時にその上司がずーっと言っていた言葉は今でも心にとめてありますし、実はいま部下にも同じことを言っています(笑)

それがこれ。

「お前な。考えて、考えて、考えるんだよ。それでやっと対等だよ」

この言葉、解説をするとこう言う事です。

人生経験や業務経験の浅いスタッフが、何か企画などを考えた時、普通にやると若き日の私のように「50回突き返されても、全然前に進まない」と言う状況になるのは珍しくありません。プレゼンなんかはその最たるもので、上司の質問が予想もしていない角度から飛んできて、頭の中が真っ白になった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

でも、これってよく考えると当たり前のことで「経験の豊富な相手」の視点や視座をパッと持てと言われても中々追いつけないわけです。じゃあ、若い人間がそこをどうやってカバーするかと言うと、それが「3回考え抜く」と言うテクニックなのです。

多分、この言葉を聞いただけだと普通に「いまだって考え抜いていますよ」となりそうですが、そうではなくて1回結論まで持って言ったその流れそのものを完成時に1回「いや、本当にそうなのだろうか?」とその企画を「捨てて」、同じ作業をもう2回やることを指すんです。その時は最初の結論に引っ張られてはならず、したがって0ベースから3回構築するくらいでやっと「どっこいどっこい」と言うことなんです。

なんで3回もやり直すかと言うと、そこにもちゃんと理由があって、上司というのは基本的に自分よりも高い視座を持って指摘を入れてきたり、思いもよらないような質問も投げかけてきます。これに対してしっかり答えるには、3回りくらい考え抜いていないとついていけない。

逆に3回りも真剣に考え抜くと「この企画(課題)について自分より取り組んでいる人間はこの会社にいるわけがない」くらいの自信(過信ともいう)がついて来ます(笑)でも、それが本当はすごく大事で、そうなるとプレゼンをしていても自信満々ですし、たいていの上司の質問はこれまで考察したどこかには「引っかかっている」のでパッと対応できるんですね。

だから、3周考える。それを続けると「考える力」がつくので、思考速度がドンドン早くなる。すると、どこか急にでプレゼンが取れるようになったりしてくる。「よく、弊社のことを理解されていますねえ、、」と相手の企業が感心するくらいまで行くと理想的とも言える状態です。道は険しいですが、しっかりと身につけておきたいスキルだと思います。

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