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「なんでもできます」の一言に感じた違和感の正体

「なんでも出来る」は「何にもできない」と同じ

私が学んだこと
これは私が昔の職場で先輩から聞いた一言で、心に残っている言葉です。

当時、私が企画営業職で、ある方の営業に同行していた時の話です。その方がお客様のところで「どんな事が出来るのですか?」というような質問を受けた際に「なんでもできます! どんどんご相談ください!」みたいな返事をしました。

言った当人はニコニコしていたのですが、それを言った瞬間に商談相手の表情が引きつった事と、私自身も「妙な違和感」を感じた事をよく覚えています。後日、その話(同行して違和感を覚えたこと)を他の方に聞いたところ帰ってきたのが、この返事でした。

実はこの一言は、私自身が年齢を重ねるにつれて「そうだよなあ」と噛みしめる部分が非常に大きい話なのですが、マーケティング担当者なんかやっていると営業は日々山のように受けるのですが、結局最後にこちらから話す事は「御社だから出来ること(独自性)って何ですか?」になります。たとえばその企業にしか出せないデータですとか、優れた着想ですとか、そう言う1つ「何か特別な(光る)もの」が無いと、結局他のものに取って代わられてしまうリスクを常に抱える事になります。

マーケティングのセグメントやら差別化やらと言う戦略が常に重要なのは、自分もそう言う言葉を「相手に投げかけた体験」があるからこそ噛みしめる部分です。比較優位性無くして、選ばれる事はないよなと。その意識を持つだけで、だいぶマーケティングに取り組む意識が変わる気がしています。

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