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マーケティングに必要なのは「鳥の目、虫の目、魚の目」ともう一つ

むかし、初めて私に役職がついた時に上司に教えてもらった言葉に「鳥の目、虫の目、魚の目」という「目の話」があります。要するに「物事を俯瞰して捉えられる視点(鳥の目)と、マクロに対する視点(虫の目)、世の流れを掴むための視点(魚の目)を持ちましょう」という話で主に経営のための話なのですが、ことマーケティングにも、この視点は使えるなあと、しかしこれだけでは足りない「目」があるんだなあ、と理解していたので今日はその話をします。

まず、既存3つの「鳥の目、虫の目、魚の目」から考えてみます。

そもそも、マーケティングを行うためには「市場」など大枠から物事を捉える「鳥の目」が必要になります。以前、別の記事で「ターゲットセグメンテーション」と「ポジショニング」について述べましたが、やはりここがマーケティングを行うにあたってのイロハのイなのは間違いありません(何せ、マーケットですし)。

一方で全体俯瞰だけしていても仕方がなく、個別最適化の視点も必要になります。これがいわゆる「虫の目」なのでしょうが、結局どんな施策も「案件単位」で物事を動かす事になるので欠かせない視点です。

最後は時流を掴む「魚の目」ですが、これはマーケティングのど真ん中ですね。ちょっと極端な例ですが、このご時世で企業マーケティング責任者が「Webプロモーションってうちの業界は関係ないと思うんだよね」と調べもせずに決めつけていたらかなり危ういですよね。

ただ、マーケティング業務を行うにあたっては「これだと、目の数が足りない」と気がつきました。それは何でしょう? ズバリ「視点」の考え方です。

つまり、「お客様の目」を持つことです。

さまざまな会社で「顧客視点」という言葉が使われますが、この言葉を額面通りに考えた時に、もっともこの視点が必要になるのはマーケティング業務でしょう。

なぜなら、マーケティングをざっくり一言で表現すると「必要な顧客に『価値』を届ける事」に他ならないからです。その価値が形を成したものが「(自社の)商品」だと考えなければマーケティングは始まりません(実際は、商品が先にある事が本当に多いのですが、その場合でも「この商品が必要なお客様の条件とは何だ?」と逆から考えれば済む事です)。

つまり、マーケティングを考えるならば「お客様が求めていた価値を届ける」事が目的であり、これは「お客様なしには成立しない」という事ですね。

「3つの目」はマーケティング業務において非常に活用できるものですが、そこに「視点」を考えかたを入れることを忘れずに心に留めておきたいところです。

 

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