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間違えてはいけない「かんたんに見せる」と言うこと

我々マーケターが何か物事を伝える時に、ものすごく言われることは「小学生に伝えるくらいのつもりで分かりやすくやりなさい」と言う事です。これは一事が万事、そうある事が理想的で、基本的にある商品のリーチを最大化するためには「とにかく分かりやすく説明」する方が「見ただけで難解」よりも遥かに成果が出しやすいことに異論は出ないと思います。

しかし、間違えてはいけないのは「かんたんに見せる」と言う言葉の意味です。今日、ちょうど部下と仕事をしていて、その話をしたのですが、こんな質問を受けました。

「簡単に見せるために、分かりやすくしたのですが、これだと読者は『バカにされている』と思わないのでしょうか?」

この質問は、非常に良い質問で「かんたんに見せる」と言う行為への「ありがちな誤解」について聞いています。この質問への正しい答えは、実際のやりとりを掲載しておきます。

「なるほど。それは、物事を小学生のレベルに落とし込んで説明してる訳だな。だが、私の言いたいことはそう言うことではないよ」

「どう言うことですか?」

「バカ丁寧にレベルを落として説明する」と言うことと「難しい事柄を『分かりやすく』説明する」は意味が全然違うと言うこと」

「あ、そうか。。。そう言うことなんですね」

そうなんです。難しい事柄を「かんたんに噛み砕く」ことは、必ずしも文章のレベルを下げる行為ではありません。

たとえば「仕事は段取りが9割」という言葉を説明してみます。

バサっと難解に、

「会議などで、事前に質問事項などを予測し準備をする事で、自信と余裕を持って取り組めるし、想定されるイレギュラーな事象も比較的適切に対応がしやすいということ」

と言うのと、

「雨の降りそうな日に、あらかじめ折りたたみ傘をカバンに入れて出かけたら雨が降ってきてもすぐに対処できるでしょ? それと同じ」

と言うのだと後者の方がはるかに万人がイメージしやすい。

これが「かんたんに見せる」という事です。

しかしこれを、

「仕事というのは、事前に起こりそうなことを考えて、準備しておくことが大事。そうすることで~」とクドクドと話すと聞き手は

「わかってるわ!」になると(笑)

それだとやっぱり「バカにしてんのか!」になるので、このベクトルだけは間違えないように理解しておきたいところです。

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