ブログ

私が「明日でも出来る事」を「なるべく今日やる」理由

私がマーケティング実務をやっていて「絶対にコレだけは他社に勝たなければならない」といつも肝に命じている資源(リソース)があります。

リソースと言うと「人間、技術(商品)、お金」、つまり「ヒト・モノ・カネ」に代表されるものを想像されると思いますが、それ以外で「スタッフレベルでも操れるもの」が1つだけあります。それが「時間」(迅速さ)です。

たとえば、世界を席巻するようなガリバー企業と、我々のような企業の一兵卒を比べた時「ヒト、モノ、カネ」のリソースは圧倒的に負けています。しかし「時間」だけは世界で唯一の「同一のリソース」として、我々に「平等に」提供されています。

私は、マーケティングは競合に対しては「頭を使った陣取りゲーム」だと思っています。実際問題、相手より迅速に的確にポジションを確保する事が、戦略上非常に有利なのは明白なのです。事例を振り返っても、枚挙に暇がありません。

たとえば、紙などを金属で止める「ステープラー」は商品名である「ホッチキス」の方が圧倒的に有名ですし「カップヌードル」も、もともと商品名です。しかし、「最初に出した事」で、すでに一般用語として認知されるレベルで我々の生活に溶け込んでおり、このせいで、他のどの商品を見ても機能的には「ほぼ同一」なのに「類似品」の扱いを扱いを受けます。

その明暗を分けたのは「先にポジションを確保したか否か」だけです。たった、これだけの差が、その先の戦争においての局面をガラリと変えてしまった訳です。

(実際はその後のシェア争いなどもありますが、本筋ではないので割愛します。どちらにせよ先に確保する事が有利です)。

人間というのは面白いもので「1番」は覚えるのに「2番目」になると「全く知らない」となります。有名な事例は「日本で2番目に高い山は?」(正解は山梨県の北岳)ですが、やはり「1番を取る」ことはそのくらい重要です。

「時間」は、どんな「金持ち」でも「王様」でも「大統領」でも、歴史上のどの局面においても平等に与えられているリソースです。誰にとっても1日は24時間しかなく、365日経てば1年経過してしまうものです。

だからこそ、ここを「突き抜ける事」は「成果を伸ばす事」に直結しています。

その時点で、相手に先んじているからです。

特にマーケティング実務においては「明日でも出来る事」でも「なるべく今日やる」という意識を持ちたいものです。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017 Ricky de Souza

最近の記事

PAGE TOP