ブログ

秀逸なキャッチコピーの唯一無二の特徴

むかし、マーケティング業務をはじめて本格的に一人で遂行することになった時に当時の上司に「最初に」教えてもらった事で、今も意識しているキャッチコピーについての格言が1つあります。

この格言があまりにも秀逸なので、以降、部下や後輩には必ず伝えるようにしています。それが、

「優秀なキャッチコピーの条件はたった1つ。それは企業名を入れ替えたら成立しない事。これを徹底して行えるようにしろ」

という教えです。

分かりやすい事例を1つ出してみましょう。

「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」

はい。このコピーから想起する掃除機のメーカーは1つしかありません。つまりキャッチコピーが完全に企業の独自性を持った「強み」を表現しており、かつ他のどの企業にすげ替えても成立しないという事です。

この教えはキャッチコピーのみならず、バナーの訴求文言や、プロダクトの紹介文、ADLPのタイトル文言など、さまざまな局面で有効活用できます。私はこれらすべての制作物のラフを起こす時に必ずこの教えを意識して仕事を進めるようにしています。

少し逆説的な考え方になるのですが、もし「唯一無二」のコピーをクリエイティブに載せようとすると、そうなるようにセグメンテーション、およびポジショニングを切るしか成立させる方法はなく(完璧でセグメントなしに1位と名乗れるプロダクトなど無いからです)、しっかりした分析無くしてはこの条件が成立しないのです。

この意識を持つことで、ポジショニングを整理する局面でも独自資産を見分ける局面でも「明確な意志」を持って業務を進めることができます。ぜひ、ゴールに据えるメッセージを「すげ替えの効かないキャッチコピー」に設定して分析に取り組んでみてください。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2017 Ricky de Souza

最近の記事

PAGE TOP