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若い人にこそ早く知ってもらいたい「評価」の本質

管理職になるまで、誰にも教えてもらえなかった事に「評価」の話があります。特にサラリーマン生活においては、学生の時の「俺ぜんぜん勉強しなかったよー」みたいなお約束の延長なのか「評価」の話を同僚と行うのはある意味「タブー」みたいな側面もあるので、今日はそんな話を、あえてしてみます。

もともと、この話をするキッカケになったのは数名の新卒社員やら若手と飲みに行ったりしていて、深夜に及んだ時に(私がどうしてもハッチャける方向に行かないので)そんな話になったりするパターンが多く。

どうも、一言でまとめると、若い社員の多くは

「今目の前にあることを必死に頑張れば、その先に未来がある。だから、今目の前にある仕事を100%達成し続けたい」

と熱っぽく語ってくれますし、それが真実だと信じてやまないようです。

でも、これ実は上司から見ると「70点」です。3年後、同じことを言っていたら「60点」になり、40歳近くで同じことを言っていたら「50点以下」かもしれません。

若い人は衝撃を受けそうな気もするので今日はちゃんと、その理由をお話しします。

そもそも、企業において一般的には「完全なる絶対評価」はあり得ません。

なぜなら、皆様のお給料は「企業の利益を分かち合うもの」だからです。つまり企業の利益以上の給与には「そもそも」なりません。

で、この「分かち合う」というのも正しい言葉に直すと「成果に応じて配分する」です。

いや、別にそこまで血眼になる訳でもないのですが、会社が給与に使える金額って、最初から決まっているんですよ。それって家計と一緒です。お父さんとお母さんとお兄ちゃんとお姉ちゃんに「お小遣い」を分けていくようなものです。

だから、社員全員で、このテーブルに乗っているお金を「配分」します。

特に変なバイアスがなければ「頑張った人」にたくさんの配分がされます。

ただ、上司になって見るとわかることがある、当たり前の事実があるんですけど、実は、基本的に「社員は全員頑張っている」んです。だから、全員頑張った中でも順番をつけていかないといけない。これがいわゆる、評価の本質で、社員が100人いたら「100人頑張った」その中から「1番はこの人」みたいなのを決めて、配分(給与、昇格、昇進)をとり進めます。

だから、評価とは実は「絶対評価をタテマエにした相対評価」なんです。
ここ、超大事なので頭の中に刷り込んでおいてください(笑)

しかも、ややこしいのが100人が全員同じ部署にいる訳じゃないので、違う部門、分野、職種の人と「私の方が頑張った!」みたいなことをやりあう訳です。人事に届く際には、それが1枚の「評価シート」とかになっているので、その紙面上にはその人の意思は見えません。企業規模が大きくなればなるほど、この傾向は顕著になって来ます。部門ごとの業績に引っ張られたり、所属長の権力に引っ張られたり、いろんな「修正」という名の「調整」(笑)が掛かって皆様のお給料が決まります。

だから、普通に頑張ると、この「いろいろな事情」に飲み込まれることがあって、その結果、若手社員が「俺は頑張ったのに評価が低い」みたいな足元に落ちてくるんですね。実際、私自身もそう思ったことがありますし、1回ガチンコで部長に喧嘩売ったこともあります(ぉぃ)

ただ、ここでヤル気を失って欲しくなくて、実はそんな中においても「突き抜ける方法」はあるんです。
その方法は2つあります。

1:企業の期待を圧倒的に超える成果を出すこと

これが一番手っ取り早い。新しい仕事を作るとか、求められている以上の数字を叩き出し続けるとか、マーケティング用語的にいうと「価値創造」という奴です。要は「こいつに、こんな仕事をさせておくのは勿体無い」というレベルに持って行くと、書類上で並んでもまず負けません。

2:そもそもの目標設定を高くして、限りなく近づくこと

これは評価の設定時の話ですが、多くのスタッフが間違えるのが「設定時の自分が頑張れば届きそうな目標」を設定されることが多いのですが、これは非常にもったいないです。

逆です。

「今の自分には届かないかもしれない目標」くらいで丁度良いんです。なぜなら、最初に書いた通り「スタッフはみんな成長する」という大前提があるから、ここで「今の自分でも達成できる目標」なんて掲げた日には、評価時には「おまえは進化しないのか」って話にしかならないんです。だから、目標とは本来「評価されるタイミングでの自分が成し得ていること」を軸に据えるべきなんです。でなければ、立てる意味がない。

で、その「評価されるタイミングでの自分が成し得ていること」を「期待を超えて成果を出した」時に、初めて「ここまでやってなんで評価されないの?」と発言できる権利を得るんですね。

「なんだか、すごい大変だなあ」と思われるかもしれませんが、お金を稼ぐなんてそんなものです。だからこの差が数年後、同期との「差」になるんです。結局、出世というのは「他人を蹴落とす」という側面があるのは、否定し難い真実なんです。それを求めるか否かは個人の考えがあってしかるべきですが、少なくとも、これを苦しまずにこなしてく最短の方法は「仕事を楽しむこと」だと私は思いますし、そのためには「日々の勉強は欠かせない」ことも事実だと思います。

だから、若い人は「今の目の前の仕事」なんて当然のごとくこなして、さらに何をアドオンできるか?までを考えてみると、良いんじゃないかなあと。マーケ部長としては思います。お互い頑張りましょう(笑)

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