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マーケター雇用側と求職者側のスキル「アンマッチ」はこうして生まれる

どうも、こんにちは。リッキーです。今日はいくつかのお客様と案件を通して見えてきた「企業規模」と「マーケティング」についてお話いたします。

今回の観点は「大企業」と「中小スタートアップ」の違いから。

▼企業規模に透けて見える「マーケティング」に求められる資質の違い

端的に結論から書くと、「大きい事業社でのマーケターは大きな括りの話」が多く、その多くは中小企業では部分的にしか使えません。たとえば、登壇で事例などになる年間数億円規模の有難い事例などは、多くの企業(聴講者)からすれば「うちもそんな予算あればな」と言うに終わるハリウッド映画みたいなものです。

そして、表向きはダイナミズムがあり、重責を担うため派手に見えますが、その実、日々の業務では結構「政治力」「他部門との折衝」などのスキルが求められます。

一方、スタートアップのレベルで求められるのは「瞬発力」と「構築力」です。

よく、スタートアップに大企業のマーケティング経験者が「転職していって、結構経つのにいつまでも役職につかない展開」とかあります。

また、スタートアップのたたき上げが大企業に転職して力を発揮できない…なんていうパターンもありますね。

その原因はこの「ギャップ」。つまるところ、その企業におけるマーケティングの「求められる資質の差」が生み出していて、

たとえば、大企業の「組織の中にあって、予算をうまく確保して回していく」という政治力的なものは、スタートアップにとってはほぼ関係なく(もともと組織化がされていないから)、

むしろ、「その組織を構築するのが君の仕事でしょう?」と言うフルスクラッチの能力を求められる。とこういう事です。で、それが達成されないから役職にはならないと。

昨今、案件を頂く中で「全部お願いします」と言う言葉を貰うケースが多くて(笑)

それはもう全然やれるのですが(笑)

ただ、この「全部お願いしますって2つの意味があるんだな」と理解するに至りました。

要は「組織も無いから立ち上げるところから全部やっていく中で仕組みを形成してほしい」と言う「スタートアップ(ビルド)型」のパターンと「お金はあるから取りあえず全部任せてしまいたい」と言う、「完全業務委託型」のパターン。

前者の場合、スクラッチ能力。バリバリの実務力。完全に起動させる力が必要ですし、会社に対して影響力を発揮してけん引する事が求められます。

後者の場合は、登場するプレーヤーたる代理店やら、コンサルタントが結構複雑に(クライアント内で)絡み合っているので、実務よりも調整能力。つまり既存の(その)企業文化への「適応力」が重視されるなあと。

これ、(依頼者たる)本人たちはその違いに気が付いていない事が多く(まあ、自分のところがマーケティングの常識だと思っているからでしょうけど)。

ただ、体験すればわかりますが、この2つの企業文化は、恐ろしいほど違います。なので、特に転職とかを考えているマーケター諸氏は、この辺りのポイントを(知識だけでも)知っておいて欲しいなと。自分の武器が使えるかどうか。冷静に判断頂きたいなと。

外から見て改めて思いました。まる。

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