「ホームランの打ち方」という本を読んだだけで、
「ホームラン王」になれるほど、世の中は甘くない。

「勤勉」の次に必要になるのは「覚悟」。
2021.09

ビジネスのデジタル化を成功させるために必要なたった1つのこと

2021.09.01

弊社のマーケティング組織構築コンサルティングの実情として、最短3カ月で成果が出るからでしょうか。

「デジタル化を急いでいます。3カ月で売上予算を達成してほしい」と、最初の面談の段階でいわれる方がたまにいらっしゃいます。
「なるほど、まあ、ことと次第によっては出来ます」と思うと同時に、私自身は毎回こう返しています。

「成果を出すのは良いんですが……、大変なのはそちらですけど大丈夫ですか?」と。

すると、そういう質問をされる方の中に、たまに「えっ!? 私なんですか!?」という反応をされる方がいらっしゃいます。
「いやいやいやいや!!(笑)」と、ツッコむことになるので、今日はその辺りの中身をかみ砕いてお話いたします。

まずは、少し、私の昔話をしましょう。

私、むかし自身「ゴルフネットワーク」と言う会社に在籍しておりました。この会社で採用されたきっかけが「デジタル事業関連の採用」だったものですから、専門性が重視され、結果、「ゴルフをしないのに入社した」のが、当時、私が初めてというレベルだったんですね。

実際、会社でコンペを開くと上位陣のスコアはアンダーパーの世界という異次元でした。

まあ、そういう状況ですから「入社したからにはゴルフを上達しないといけない!」と、それはもう、毎週レッスン教室にも行ったし、当時のゴルフ誌は全部読みましたし、打ちっぱなしにも毎週通いましたし、道具もものすごい選んで、アイアンの角度まで指定して買ってみたんですね。

で、1年経って、スコアは130くらいですかね。ひどいもんです(笑)

その際、当時のゴルフネットワークの先輩(トップアマレベルの方)に感心されながら言われた言葉を、今でも鮮明に覚えているのですけど、

「おまえ、知識と理論だけならトッププロだよな」と(笑)

とまあ、笑い話を語りましたが、……要はマーケティング(のみならず仕事)と言うのも得てしてそういうものです。

たとえば、私が支援をして、そこに仕組みの骨子を入れて、実際にスタッフの方に見せながらやってもらう……と言うことをしたとして、

それは例えば、「ホームランの打ち方」という指導だったとして、みなさまが実際に「すぐにホームラン王になれるか?」というと、そう簡単には行きません。

デジタルと言うと、どうしてもシステムを入れて、そこで数字がパッと出てくるものですから、よくわかっていない(知らない)人ほど「すぐに数字が分かるからどうにでもなるだろう」と思いがちなのですが、

ことの本質は、そもそも、その数字をきっちり「設計」したうえで、「どう読み解いて、何を改善していくのか?」の方であって、どうしてもここを「他社にも勝てるレベル」に成長させていくためにはある程度の実戦経験が、必要になってきます。

私が皆様に提供しているものは、まさにここを最短で歩くための、「正しい考え方、正しい行動、経験値を効率よく稼ぐ方法」な訳でして、

弊社のメソッドの正体は、ゴルフや野球でいうと実績が豊富な先生との「マンツーマンレッスン」ですし、ドラクエ風に言うと「メタルキングしかいない狩場にたどり着く方法を教えている」と言うことです

でも、ゴルフのスコアしかり、ホームランしかり、ドラクエしかりですけど、そこから実際にレベルを上げる…となると、これは皆様が、実際にクラブやバットを振ったり、実際にゴルフ場や試合に出て、数々の実戦を経験したり、ドラクエであれば戦い続けたり……

と、どうしても「実戦経験」を積まなければ経験値は貯まりません。

つまり、どこまで行っても「予算を達成するために頑張るのはみなさま自身」であり、私はその最短ルートを見つける手助けをしたり、最適解を出すための支援をするベストパートナー(プロスポーツ選手でいうところのコーチ/トレーナー)にはなりこそすれ、私自身が、みなさまが、座ってみているだけで予算を達成してしまようになるような、「魔法の杖にはならない」という事です。

それが冒頭でお話した「成果を出すのは良いんですけど、大変なのはそちらですけど大丈夫ですか?」と言う回答に繋がりますし、その裏側にある事実は、シンプルに「やってみなければわからないし、やるのは結局、本人」と言う話です。

▼弊社が3カ月で出せる成果、1年後に出せる本当の成果

さて、しかし、それでも弊社は最短3カ月で(時に圧倒的な)成果を出すことは可能です。

最初のゴールは純粋に「正しいやり方が備わって、それを実際に稼働させて、反響を得る」と言うスタートラインの話だからです。

それに、弊社には圧倒的な量の経験・実績がありますから皆様が進められる施策について「これは、こういう風にやったほうが、最短で上手く行くだろうな」という感覚は持っていますし、それを見極められるからこそ、その最初の1回目から、凄い(数値的な)成果を出すこともありますよと。こういう事です。

しかし、それは、突き詰めれば元々みなさんのお持ちになっていたポテンシャルが、みなさま自身の努力により、戦略と言う絵になって、デジタル市場の中で十分に発揮されたから……だけの話でして、決して「デスーザが何か凄い魔法を使ったから」ではありません。※私がそこにたどり着く最短の方法を教えている=「力の引き出し方を教えている」と言う意味では、それは「凄い何か」なのかもしれませんが。

ちなみにこういう話をすると「強みのない我が社では無理そうだ」と言う人が本当に多いのですが、そういう会社で強みが見つからなかったことはありません。

そもそも、貴社が倒産せずに存在しているのならば、そこには「選ばれる理由」が必ず存在しますし、だからこそ、どんな会社でも「要はやりようです」と言う話でしかありえません(閑話休題)。

で、そこはそれなのですが、重要なのはその時点の成果ではないんですね。こんなものは通過点、もっといえばスタートラインです。

貴社にとって重要なのは、それをどう「永続させるのか?」と言うことです。

つまり、この成功体験を「仕組み」にしないといけない訳です。

簡単にいうと、みなさま自身が、私がいなくても、

「なぜ、上手く行ったのか?」
「何がキーポイントなのか?」
「再現するにはどうしたらいいのか?」

などの答えを自ら出せるようになり、再現し、サイクルとして回して、自社の文化として定着させる……と、こういう事です。

正直、これには1年くらい掛かるのも普通です。

ただ、皆様には最初の3ヶ月で勝ち得た「成功体験」がありますから、「出来ること」が分かっているんですね。だから、続けられる。

その結果、真のゴール(ビジネスの仕組みがデジタル化され、経営に利益をもたらすマーケティング組織が、あたりまえに存在している状態)にたどり着く……と、こういう事です。

さて、そうなると経営層の皆様に必要なこと、私が皆様に求めるのは「覚悟」です。

それがある企業からのお声がけであれば、私は最後まで導く事が出来ますし、必ず、貴社に成果がもたらされることでしょう。弊社には、その実績も自信もありますから。

さて、今日も最後は、質問で締めておきましょう。

貴社には、自社のデジタル化を「自分たち『が』、腰を据えてやり切る」という「覚悟」は御座いますか?