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私が転職後に最も成果を出しやすいのはマーケターだと思う理由

今回の話は、私が実際に転職をした時に、Webプロモーションを担う事になり、サイト改修、Web戦略立案、SNSの展開、広告の拡張などを同時並行的に手掛けた時に感じたことを話します。実際、マーケティング・プロモーションを成功させるには「なにか1つのみ」に対応していると後手に回るケースが多く、同時多発的にプロジェクトを動かす事で、成功確率を大幅に伸ばす事ができます。

しかし、どんなにあなたのアイデアが豊富でもそれを実行に移すには企業側(経営層)が首を縦に振らなければ、そのプロジェクトが実行に移されることはありません。通常、企業の経営層に判断を委ねる場合、プレゼンを経て稟議を回していく訳です。これは営業だろうと企画だろうと(それが口頭なのか書面なのか電子申請なのかはさておき)、どこでも同じフローになるわけですが、実はこのネゴを一番やりやすい職種こそが「マーケティング職」だったりします。

それは、なぜでしょう?

たとえば、どんな企業であれ、昨日まで違う釜の飯を食べていた(自社の文化に馴染んでもいない)中途採用の社員から「この方針は、こういう風に変えていきたい」と言う趣旨の(経営に関わるような)提案を受けたとして、逆の立場で考えれば、この提案に対して(どれほど期待値があったとしても)すんなり「わかった」というのは厳しいでしょう。

しかし、そのタイミングでマーケティング担当者には武器があります。

それが以下の3つをベースにした「市場の声」(仮説)の代弁です。

・数字
・ファクト(事実)
・ロジック(仮説)

マーケターは、数字を使ってファクトを導きだします。
そして、それをロジックに組み上げて「市場はこうなのではないか?」という仮説に持っていきます。

簡単な例えを出してみましょう。

たとえば、売上と曜日の関係を調べて「休みの日はWeb申し込みが多い」という相関関係を見つけたとしたら、それはもう「数字から導き出されたファクト」です。「休みの日」というファクトと「Web申し込みが(平日に比べて)多い」という数字が関係しているから「休みの日はWeb申し込みが多い」という事実に行き着きます。

だから、ここは新入社員だろうが社長だろうが、結論は同じ。

議論の余地がありませんよね?

そうなると、ここで「休みの日にお客様が動くからキャンペーンをやったら当たる確率が高いのでは?」というロジック(仮説)を元にキャンペーンの提案・上申をしたとして、大前提、議論の余地がないところから議論がスタートしているので「とりあえず、状況はそうだよね」というところから案件が動きだします。あとは(細かい分析とかはさておき)「やるか、やらないか」です。

もちろん、他の部署でも同じ事が出来るのですが、特にマーケテイング部にこの傾向が強いのは「お客様の行動はこうなんです」とか「市場はこうなっています」という、経営層にとって最も「気にしなければならない部分」をベースに発言が出来る事が大きい。

そこに信憑性があれば、案件化がしやすいのです。

それは、聞き手にとっては、プランを提案しているマーケターの声ではなく「市場の求めているもの」に置き換わって聞こえている事でしょう。ですから、提案は責任を持って行わなければなりません。

という事で、今日は転職したマーケターがなぜ、成果を出しやすいのか?について書いてみましたが、この話には大前提があって、そういったプランを出していくには「売上」などの企業のコアの情報を出してもらう必要があります。つまり、その程度の信頼感は当然得てからの話であるので、結局企業に馴染む事も非常に大事なのですが、一方で、条件が揃えば恵まれていることは確かではありそうですね。

 

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