人は自らの利益のために本気になれるから、
私は、誰もが幸せになれる選択の道を示したい
2023.03

セカンドキャリア・顧問市場の動向と、そこに私が出来ること

2023.03.01

お陰様で、今月で弊社は4年を終え、第5期に入ります。
前期は、Webサイトのリニューアルオープンも完了し、実例も充実。個人の成せる企業レベルならば盤石と言える基礎が出来ました。ありがとうございました。

さて、実は年が明けた際に、個人のFacebookだけで宣言していた抱負があります。

それは、「のれん分け構想」と言うもので、端的に書けば、弊社の「受注プロセス戦略®」を適切な条件下の元に、フランチャイズ事業の用に展開する……と言う構想です。

この年初は毎週、新年会などの宴席があったので各所に構想をお話ししているのですが、その反響は「凄ぶる良い」と手ごたえを感じています。

「コンサルタントがノウハウを教えるって本気かよ!?」

と、思う人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はこれこそは「弊社だからできる社会貢献(CSR)活動」です。

今日は、いつものノウハウ……から少し趣向を変えて「私とお客様の関係」について、私の未来構想を紹介したいと思います。

▼仕事を通じて、信頼を形成する関係

そもそも、私のお客様は仕事に熱心な方が多く、具体的には、東証上場企業の代表取締役や執行役員クラスの方をはじめ、キャリアを重ねたいマーケティング責任者や、営業部長などの他の要職の方などが該当します。彼らは、「自社のマーケティングを推進したい」と、わざわざお忙しい中、多くの時間を割いて、私のコンサルティングに足を運んでくださいます。

そういった方々の多くはプロジェクトを推進するために時に黒子となり、社内調整や推進を必死に行い、着々と所属する企業の「業績」を積み上げていきます。

ある方が宴席で部下の方に仰っていた言葉が印象的なのですが
「言葉は悪いが、リッキーさんは使えるだけ、使い倒したほうが良い」

という言葉があったのですが、これには私も大賛成で、私がその組織に所属していれば「出世のライバル」等にもなりえるのですが、私はしょせん外部の「捨て駒」にすらなる人間なので、お互いの了解のうえで「上手く使って頂けれ」ば、それは、契約者様のキャリア形成・業績寄与における「最良の選択肢の一つ」にしかならないと、素直に思います。

なお、そういった要職にいらっしゃる方々に共通することは2つあり、

1つ目は
「企業・社会に貢献する意識が高く、成果主義であること」

であり、2つ目は、
「自らの価値向上に余念がなく、向上心が高い事。自己研鑽を怠らないこと」

です。だから、仕事をしていて、私にとって非常に「心地が良い」方たちです。

一方で実は、私は、この数年間、彼らと共に仕事をする中で、こういった方々の中に「スッと差し込む一抹の影のようなもの」も感じておりました。

それは、ほんの拍子に出てくる冗談のような言葉なのですが、
たとえば、私に対して……であれば、

「もし、機会があれば私を使って(雇って)ください」とか、
「弟子とか、取られていないんですか?」や、

「スポットコンサルティングなどを副業的に行うのってどうなのですか?」
「いま、顧問の業界ってどのような感じなのでしょうか?」

という言葉に現れるものです。

こういった質問の背後にある「共通の影の正体」(心理)とは、
「いま、一生懸命走っている企業パーソンとしてのキャリアのその先」

つまり、(特にオーナー企業の社長では無い方すべてに該当するであろう)人生100年時代に対する「将来への備え」(意識)なのだろうなと思います。

一方、現実は……と言うと、私の認識の限りにおいて、実は、そのセカンドキャリアの市場は(高齢化社会を体現するように)すでに飽和状態で、一時期のYoutuberや、クラウドソーシングの様に、個人間の競争は日々激化しており、もはや「二極化は免れない」と私は考えています。

結論から書けば、その二極化とは、

・素晴らしい実績を引っ提げて、良い仕事を、良い条件で引き受ける人と、
・仕事を取るために価格競争をしながら、どうにか食いつなぐ人です。

残酷ですが、これが現実です。

この市場に参入される方は、ほぼすべて「元〇〇の〇〇役職だ」と言いたいし、言います。

ただ、ハッキリ言わせて頂くと、顧問業の入り口はみなさん経歴、登壇歴、受賞歴、出版歴などの「ピカピカのキャリア」を持っているのがスタートラインなのは「当たり前」でして、そこには差別化の要素などない……と言うのが、この業界では常識です。

そして、更に困ったことに昨今では「サービスもプレーヤーも参入者が多すぎて、実力を証明する機会にすら恵まれないケース」すら多いのです。

これは育成出身のプロ野球選手などにも似ていると思いますが、要は「与えられる打席は限りなく少なく、求められる成果は限りなく高い」と言う事です。

だから、すくなくとも個人の市場参入者は、
「私のキャリアなら大丈夫だろう」などと舐めてかかる事など論外で、

「顧問市場で輝くような、高いブランド力」と、
「確実に成果を出せる、実績あるノウハウ」

を、初期装備し、与えられた「一度きりかもしれないチャンス」を確実にものにしなければならないのです。

▼弊社の「のれん分け構想」が最大の成果を発揮するために

では、たとえば、ここで私が「権威も実績ある『受注プロセス戦略®』を認定されている人」という「この市場における箔」を正しく事前に提供できたとしたらどうなるでしょう。

1)きっと、その方は安心して自己PRを行い、
2)自信を持って、与えられた課題に取り組み、
3)高い確率で、成果を生み出すことができる

ことが期待出来ることでしょう。

ただし、これを実現するためには、私はこの認定における「品質への責任」を担保しなければならない……のですが、実は、私はそれをあまり心配していません。

たとえば、弊社のお客様は長期にわたり、私のコンサルティング事業を社内で啓蒙・推進し、多くの部署に波及させ、時には多くの方を巻き込みながら、私をサポートし、現場に携わり続け、業績への寄与を実現している方たちばかりです。

何が言いたいのかと言うと、そもそも、彼らはコンサルティング現場……と言う環境下における「私と一緒に仕事をしている時間が非常に長い」のです。

だから、メソッドの学びが当然凄く大きい。

彼ら、彼女らは、セッションの間も誰かへの指導を横で見ながら「リッキーさんは次はこういう風に言うだろうな」とか「この内容はおかしいから、こうなるだろう」と思われているそうです。

ともに仕事をする期間が長いほど、その感覚の同調は大きくなります。弊社は、事業化して4年ですが、すでにそういうお客様を何人も思い当たることができます。

私はそういうクライアント企業にいらっしゃる方のサポートに日々助けられています。

そしてそれは、裏を返すと彼らは(クライアントと言う立場を通じて)「私のコンサルティングノウハウ」はすでに分かっている(日々吸収している)……と言う事を意味します。

少し拡大解釈をしてみると、もし、将来的に彼らの手元に「資料など」のノウハウがあれば(おそらく彼らが、それを望みさえすれば)形式的には事業を始められるはずでもある……と言う事です。

▼誰かの人生に、私なりに真摯に向き合う

多くの場合、コンサルティング事業はそのノウハウを会社との契約で縛ります。

ですから本当は、この事業の将来、「5年、10年、リッキーさんとともに歩んで自分でも自分なりにはやれそうだけど、仁義的に(契約的に)それは出来ない」と思うのが一般的なはずなのですが、

もし、そこに私から「大丈夫ですよ。フランチャイズ契約をして『受注プロセス戦略®』をあなたの範囲で活用してください」と言う機会を提供することができれば、

つまり、私とお客様の関係を「ビジネスレベルから、人生レベルへ」と拡張できれば、

それは、そういった方々の「将来のキャリアの選択肢の拡張」につながり、自分が事業・業務を通じて苦労して築き上げてきたメソッドの正当な継承条件ともなり、私との信頼関係も十分なので、ブランド棄損など起こるはずもない……と言うことになります。

また、この構想は「未来に置いておくだけ」でも力を発揮します。

考えてもみてください。

仮に担当者がそのようなセカンドキャリアを望み、「いずれ、自分が食っていくための武器になる」と理解が進んだならば、そもそも、企業に属している「いま」のタイミングでも、その方の学びの姿勢は、より前向きになることでしょう。

それは、その方の所属する企業にとっても「非常に大きな成果」を生み出す原動力となることでしょう。

なぜなら、本人にとって「いまの業務」が「いま、業績に寄与」するのみならず、
「将来、自分の人生を豊かにすることに通じる」ことが見えている訳ですから。

▼「お金を払ったら、だれでも参加できる組織じゃない」から面白い

なぜ、多くの方が、転職を繰り返すのか。
なぜ、多くの方が、より多くの肩書を目指すのか。
なぜ、多くの方が、取りあえずでも資格を求めてしまうのか

その理由は言わずもがなです。

私は、彼らの変遷の未来に、
「自分が何者か、何を成せるのかを分かっており、それを体現している人生」

と言うものが、正しく存在することは素晴らしいことだと思っており、
それを望む、少しでも多くの方に向けて機会を提供していきたいと考えています。

私の会社は「ひとり企業」です。

ひとり企業とはつまり、割り切ってしまえば、

・長期的戦略を優先しても誰も困りません
・売り上げに振り回されません。経費もゼロに出来ます。
・社員がいないので顧客を優先しても何も起きません

だから「ノウハウを分けたっていい」と言うトンデモ着想が可能になります。普通の企業にはおおよそできない本質的なことが、いくらでもできます。

それは、「仕事よりも、人生を優先する」と言ったような、企業存続の根底を揺るがすような意思決定をも現実にするのです。

あえて述べます。

コンサルティング企業としての株式会社Marketer’s Brainは、たとえば100年後まで存続ができません。弊社は私の色がつきすぎているプライベートカンパニーだからです。

しかし、「受注プロセス戦略®」という概念は永続も、波及もできるはずです。
それくらい「本質的なもの」です。

だからこそ、私には、今後この事業を分かち合うが責務があります。

そこを目指しますが、
「お金を払ったら、だれでも参加できる組織」を作るつもりは毛頭御座いません。

私は、私と共に歩んでくれた人に、恩返しがしたい。

そして、ひいてはそれは本人のみならず、
契約企業様からの目線でも素晴らしいものとなるはずです。

なぜならそれは先にも述べた通り、

・本人が本気になれるからこそ、企業の業績に寄与
・本人の将来が見えているからこそ、転職等のリスクを低減
・企業では受け入れられない、個人のキャリア形成への手助けになる

などの成果をもたらすであろうからです。

もちろん、私の夢である「関わった企業が世界を席巻するような活躍をする」という未来に近づくことにも好影響があることは言うまでもありません。

シンプルに利益貢献をし、そこで体得したメソッドを、本当に人生で役に立ててもらうための道を創る。

「うわべだけのコミュニティや紙切れ認定に終わらない本当の価値提供」

それが、私の考える「弊社だからできる社会貢献(CSR)活動の在り方」です。

さあ、企業人だけではなく、個人としても。
人生を、もっとワクワクしたものにしてみませんか?

私は、それを仕事を通じて、実現していきたいと考えています。
来たる3月12日、その取り組みについて構想をプレ公開予定です。

ぜひ、ご期待ください。

本年度も、株式会社Marketer’s Brainを、よろしくお願いいたします。