「信用」は金で買おうと思えば買える
「信頼」はカネでは買えない。
創業5年もあれば、もはや結果は出ている。
2024.03

本当に「頼める企業」の見分け方とは

2024.03.01

昨今、ニュースでは「納税を率先して行うべきのはずの議員が、裏金を……」のようなニュースを見ます。真実はさておき、こういったニュースを見て、いち国民としては「率先して規範になるはずの人がこうなっていては反感も致し方なし」とは思います。

国民からの「厳しい眼」がしばらく注がれることはもはや避けようが無いことでしょう。

ところで、こう言ったことは何も「政治に限ったこと」ではありません。

弊社は創業して今年に5年となりますが、基本に忠実なマーケティングを行う中で、自分だけはシッカリと実績を積み上げる一方、たとえば同様のサービスを提供している企業を見ると「なんでそうなっているんだろう」と思う事は案外多いものです。今日はそんな企業の「見分け方」のお話をしようと思います。

「メディアに出ているから間違いない」は大ウソ

みなさんは「事業」を支える本当に大切なものは何だと思いますでしょうか。

私も曲りなりに5年間経営者をやってきて思う事は、事業を支えているのは結局「信頼でしかない」と思うのです。これは「信用」ではなく、明確に「信頼」の方だと述べておきます。

ちょっと、その違いを解説させて頂くと「信用」と言うものは主に「過去に対して」付くものです。

その方のキャリア(出自)、実績、著書、SNSのフォロワー数などもそうであると言って良いでしょう。多くの事業者は創業時はこの「信用資産」を最大化して、事業を成立させようとします。そして、著書を出版し、メディアに掲出され、世に出ていく。

「戦略」としては一定間違いのないものですし、一定そのあたりの実績も「無いよりはあったほうが当然いい」ものになるのですが、実際、これが3年、4年と事業を続けていくと、その価値をあるものに抜かれます。

それが何かというと「信頼」です。

「信頼」は仕事の中からだけ生まれる

弊社の場合は、これは間違いなく企業から公的に貰った「実例の数々」だと思います。なにせ、実績を出さなければ記事は書けませんし、信頼関係が無ければ許諾もおりません。会社の個人からではなく、会社から「公的に」お墨付きをもらえる実例は、基本的には「信頼関係」の先に成立するものです。

信用と信頼の大きな違いをあげると、信用を形成する各種の要素は「お金を出せば購入できる」という事実です。

それが書籍の出版であれ、フォロワーの獲得であれ、それが広告宣伝でもお金配りでも構いませんが、人的・金銭・情報、いずれにせよ、なんらかの「資本」があればこれ等を勝ち得ることは比較的難しくありません。

実際に難しいのはやはり「信頼」の方です。

こればかりは「お金を出しても購入することが出来ない」からです。コツコツ積み上げて、ジックリと育てるほかありません。だから、その企業が「本当に良い企業なのか?」を知りたければ、まずは「信頼」を構築するものを、その企業がどれくらい持っているのか?を探ってみると良いと思います。

 

公正な第三者機関の評点などを見るのもアリ

たとえば、3~4年経営をやっていれば数回の決算期を越えているはずですから、ある程度の企業であれば「帝国データバンク」などに照会が掛かるはずです。弊社も既に登録されていますが、ありがたい事に「評点」が付くくらいのスコアにはなっているようです。

世の中には「弊社は売上向上のプロ企業です」と明言しておきながら、経営状況がひどいことになっている企業もあるようなのですが、これだとまさに冒頭で政治家の納税騒ぎと同様で「どの口でそれを言っているんだろう」となる訳です。そのような企業が、どれだけ資金を投下して「信用の外郭」を作ったところで、それが信頼に変わる日は来ない事でしょう。

「言葉よりも行動を見よ」とはよく言ったものですが、マーケティング業界は特に、「耳あたりの良い言葉」を使う企業はたくさんあります。その企業が「本当にそれが出来る企業なのか?」は、鏡のようにその企業の経営状況を確認し、「行動側」を見ることで一定見えてくるのではないかと思います。

上手い口車ではなく、あなたにとって本当の「信頼を形成できるパートナー」は、必ずしもあなたにとって「都合の良いことばかりを言ってくれる存在」では、必ずしもありません。

真に必要なものは時として痛みを伴いますが、その先にある価値にフォーカスして、必要な決断を取れるか?

その判断力が、改革に求められる最初の要点となることでしょう。