実は、私は、AIが一般的にロンチされた創成期からほぼ毎日AIを触り続け、昨今も業務で全力で生かしています。具体的には、AIに関するビジネスの構築や、プロンプトエンジニアリングの教育で、すでに少なくとも500~700万円以上の売り上げをAIで出していますが、正直、そんなことをしていても思う感情は「このままではマズイ」という危機感です。
今日は新刊に触れながら、その辺りのお話しをしていこうと思います。
実は、私は、AIが一般的にロンチされた創成期からほぼ毎日AIを触り続け、昨今も業務で全力で生かしています。具体的には、AIに関するビジネスの構築や、プロンプトエンジニアリングの教育で、すでに少なくとも500~700万円以上の売り上げをAIで出していますが、正直、そんなことをしていても思う感情は「このままではマズイ」という危機感です。
今日は新刊に触れながら、その辺りのお話しをしていこうと思います。
今月、おかげさまで創業6年目で自身4冊目となる、「逆論のBtoBマーケティング」という新刊がエベレスト出版様より商業出版されます。
一見、喜ばしい事ですが、それにしたって、元々の「受注プロセス戦略」のコンセプトは私が構築しながらも、何度、ブラッシュアップの必然性に迫られたのか分かりません。今回の書籍の発刊は、紛れもなく現場の実践とフィードバック、そしてそれらを「体系化」させたAIの力によるものです。
だから、弊社の実績を体現しながらも、かなり常識はずれな内容になっていると思います。
私自身、この1年AIを延々と触り続ける中で、私自身「AIが得意なことと、苦手なこと」と言うのはだいぶ体で理解出来るようになって来たつもりです。この体験事態「経験に勝る成長なし」と実感するところですが、最近体感するのは、AIたちの「冷酷なまでの客観視と分析」がもたらす、「リフレーミングの可能性」です。今回はこの点についてフォーカスしてみようと思います。
わかりやすい事例を1つ出します。実は私、今回、著書を発刊するにあたってGoogleのGemini、OpenAIのChatGPTに同様の質問をしており、「ほぼ同じ回答」を貰っています。それが今回の書籍に関する以下の質問です(今回は詳細で分かりやすかったGeminから引用します)。
正直、こういう回答を貰って「背筋が凍る思いがする」のは、もう何回目か数えられないくらいになってきているのですが(苦笑)、上記のような回答をされる以上、その可能性は否定できなく、したがって対策は急務であり、私はこの辺りの「冷酷なAIの分析」を見ながら、幾度となく、みずからの「マーケティングの常識」の見直しと修正を行い、自己の理論(受注プロセス戦略)を研鑽させています。
そして、常にその最新版の理論をお客様との実務を通じて実践していく。それによって、この1年でお客様と果たした成果は数知れません。その最たるものは、ECでしか展開していなかった抹茶のプロダクトがカンヌ映画祭のオフィシャルドリンクに採用された案件でしょうか。
もはや、あのレベルに「1年で到達できた」というのは、もちろん諸々のことはあったにせよ「AIの助力」が大きな寄与を果たしたのは否定のしようが無いからです。
おそらく、これの研鑽は、AI時代前なら10年分に相当するものかもしれません。
今回、私が出版する書籍のレベルは、(AIからすると)私が過去に発刊したすべての書籍と比較しても「隔世の感がある」くらいの評価を貰っているので偏差値70らしいのですが、正直、研鑽の渦中にいる自分は、もはやその実感すらありません。
ただ1つ、書き上げた今、振り返って実感することは、お恥ずかしながら「いままで、あまりに無駄なことやり過ぎていた」という事実でしょうか。
それは「残業時間が多いほうが頑張っている」という概念をバカにしながら、自分も「打てる戦略は全部打ったほうが良い」と策士策に溺れていた……と言ったようなことだと思います。
膨大な「知」から瞬時にして見解を引き出せる現代において、「ビジネスの在り様」は確実に変化をしていると思います。言って私ももともと「こうなるな」という計算のうえで戦略を展開していましたが、ここまで瞬時に体系化したのはAIの力によるものに他なりません。
また、その「やり取り」の中で、これだけ実績を出し続けてきたはずの「私の常識」が何度「時代遅れな過去のもの」として葬り去られて行ったのかも、もはや分かりません。
ただ、私は、これらの「事実」は、人口減少を続け、リソースが不足してきている日本においてはチャンスの側面も持っていると、絶望の淵に確信もしています。「最小のリソースで、最大の成果を出す」という取り組み(戦略)は、AIの助力を得ることで「手に届く」ものに、実際になってきているからです。
この「力」を正しく行使することで、新しい基準のマーケティングを体系化し、日本のビジネスを復権させる。自社が出来る可能性を探求し、突き詰めていく所存です。
今月出版の新刊は、そんなアプローチの「走り」になっていると確信しています。どうか、ともに頑張っていきましょう。そして、もし「助けが必要」なら、ぜひ、弊社のドアを叩いてみてください。
これからも、Marketer’s Brainをよろしくお願いいたします。