華日国際マーケティング株式会社様は、海外(台湾)に進出する日本企業のマーケティング支援・広告代理店を行っている企業です。このデジタル部門の強化~日本企業との間にあったギャップの解決に「Marketer’s Brain」のメソッドがお役に立っています。
華日国際マーケティング株式会社 様
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?
【劉】
私たちの仕事は日本から台湾に進出する企業様の支援(代理店)業なのですが、一部のお客様は「台湾は親日だから」と言う理由で、「日本で上手くいったルール」をそのまま適用されようとします。
クライアント企業様のご意向なので、もちろん、一定それに沿うのですが、台湾の文化を背景にした展開をしたほうが上手くいくこともあります。そのギャップについてロジカルに説明をしたり数字でお伝えする事が難しかったというのが1つ目の悩みでした。
2つ目の悩みは、現地スタッフの教育と言う意味で、これまでは、店舗展開やテレビを中心にしていたので、特にデジタル領域を主体的に進めていくための考え方を学ぶ機会が欲しいと思っていました。
そんな折、Marketer’s Brainのデ・スーザさんを紹介いただき、顧問としてジョイン頂きました。
▼結果、どんなことが起こりましたか?
【劉】
考え方の基礎論からを「研修」と言う形で学んだあとは、実際の運用に展開するところまでを行いましたが、非常にスムーズに分かりやすく、しかも私たちの国の「文化」を元にしながら案件を進めて頂いたことで、我々も「なぜ、日本企業からの依頼がそうなっていたのか?」などの背景を理解する事ができました。
また、スタッフに個別にきめ細かい指示を頂いたことで、各々が自発的に起案をしたり「この商品を店舗で展開するなら、SNSでこういうバックアップをしたほうが効果が出るのではないか?」などの、各セクション(担当の仕事)に捕らわれない「横断的な戦略立案」をする事が多くなってきています。
現地スタッフのモチベーションも上がったと感じます。
Marketer’s Brain様は「日本のルール」に固執せず、私たちの国の「文化」を汲み取っていただきながらベストな回答を導き出してくれるので、これまで以上に各メンバーが「日本企業の海外進出」に対して、自信を持ってお客様にサービス展開が出来るようになったと感じています。
今後の貴社の展望を教えてください。
【劉】
台湾の商戦は秋ごろ~冬にかけてが山場を迎えますが、現在はそこに向かって全社的な戦略立案を進めており、その戦略立案~戦術構築の部分でも大きな助けを頂いています。
メンバー各人が「KPIを数字にし、それを評価、比較する事で改善する」と言うサイクルを意識するようになったので、スタッフレベルでも「ロジカルに、全体の視点を持って案件に関わる」事が出来るようになったことは大きいです。
そこでしっかり結果を出し「なぜ、そうなったのか?」を分析していくことで、更なる海外進出の手助けが出来る「強い企業」になっていきたいと思っています。
――お話、ありがとうございました。