株式会社 神奈川新聞社様は、神奈川県域における新聞事業「神奈川新聞」ならびに、オンラインにおけるニュースメディア「カナロコ」を運営されております、メディア事業者様となっております。この事業者様では、現在、全社的な取り組みとして「神奈川新聞 マーケティング・タスクフォース」を設立し、全社的な「ビジネスのデジタルシフト」に向けた、取り組みを進めております。
Marketer’s Brainのメソッドが、その展開に役立っています。
株式会社 神奈川新聞社様
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?
弊社は、神奈川全域を対象とした「地域メディア」となっております。このたび世の中のDX化の流れを受け、全社を通じた「マーケティング・タスクフォース」を設立。メンバーには社の将来を担う30代の若手を指名。全く異なる業務を担ってきて接点すらなかったメンバーの混成チームを設立し、紙媒体、デジタル媒体双方における課題を解決するための組織を立ち上げました。
一方、組織を立ち上げはしたものの、課題が残っていました。
それが「では、具体的に、何から着手し、どうしたらよいのか? 何をすれば、業績の改善に繋がるのか?」というアクションの部分です。
会社としての「大枠の」課題はとらえられているものの「具体的なアプローチ」に移そうと考えた際、たとえば、予算を確保するにしても「最適な予算はいくらか?」「何をもって成功と判断するのか?」「そのためにどういった指標を管理していく必要があるのか?」など、細かいところは「何から手を付けたものやら…」と言う状態でした。
この状況を打開するため、Marketer’s Brainのデ・スーザさんを紹介いただき、顧問としてジョイン頂きました。
▼結果、どんなことが起こりましたか?
正直、はじめは参画メンバーも「何から手を付けたらいいのか…」と言う状況でしたが、デ・スーザさんの参画により、「まず、なにをすべきか?」「その理由はなぜか?」「それを、どうやって経営陣に説明するのか?」など、手順を追って進めていくことができました。
ご支援いただいた幅も広く、紙媒体、デジタル領域、その双方において管理すべき指標の重要性や、優先度、施策の考え方、評価に対する考察、その対策などを、体系的、かつ実践的、具体的に業務を通じながら学べました。
結果、1年を通じて、コアメンバーが交わす言葉も日に日に変わってきましたし、皆、社内プレゼンも驚くほど上手になりました。
今では、コアメンバーの面々は、担当している業務について常に数字で分析するようになりましたし、改善策の検討についてもシナリオを踏まえて考えるようになりました。自分できちんと「考える」ということは、案外、できそうできないものです。この癖がついたことが、とても嬉しいです。
今後の貴社の展望を教えてください。
今回は、一度、「補助輪」を外して自立を目指すタイミングかなということで、一旦、卒業(契約満了)と、させていただくことにしました。
マーケティング・タスクフォースは、またまだ道半ばですし、時に昔の癖が顔を出すなど、必ずしも順風満帆にいくわけでは無いかもしれません。
きっと転んでしまうこともあるでしょう。
しかし、そういう経験を通じて当人たちが「本当に足りないこと」に気が付くことで、メンバー各位が更なる成長をすることを期待しますし、現在は、それが出来る段階(レベル)までは、来られたかな…と感じています。
この1年、リッキーさんに鍛えられてやってきたことに自信を持てとメンバーを鼓舞しております。この1年、全員がマーケの「マ」の字もわからないところからご指導いただきましたこと、本当に感謝しております。ありがとうございました。
――お話、ありがとうございました。