株式会社セブン銀行様は、大手流通企業グループ「セブン&アイ・ホールディングス」傘下の東証プライム市場上場の日本の銀行です。この企業様における口座開設ならびに、ローン契約でのデジタル事業展開にMarketer’s Brainのメソッドをご活用いただいております。
株式会社セブン銀行 様
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?
弊社における一番の課題は、デジタルプロモーション展開時に発生する「見極め」でした。さまざまな指標や言葉が飛び交うデジタルの世界では、広告代理店様は専門的な知見をもって我々に提案をしてくださいます。しかし、その内容をどのように咀嚼し、なにをもって提案の「良し悪し」を判断しコントロールしていくのか?
目指す姿が、ありつつも「具体的にどうする?」というところで悩んでいた折に、Marketer’s Brainのデ・スーザを紹介いただき、弊社のマーケティング顧問として参画頂くことになりました。
▼結果、どんなことが起こりましたか?
支援いただいて約1年。以前から施策ごとに仮説をたて、計画・実行・検証していたのですが、仮説の数値化が不十分だったため、検証も数値結果の分析が中心となっていました。
今は仮説が予め数値化できるようになったため、検証が容易になり、次に打つべきポイントが見つけやすくなったこと。また、広告代理店様と「施策」を検討する際の内容も、これまでとは変わってきたと感じています。
たとえば、以前は、「Google広告で指名が〇件、一般が〇件獲得できた」という検証内容でしたが、「この検索キーワードグループの獲得件数が変化しているのはなぜか」という粒度で分析するようになり、広告代理店様から報告頂く前に、変化理由やマーケットの状況を問い合わせる等、担当者の意識や行動が変化してきました。
そして定例報告会にはあらかじめ確認すべき点を挙げてから臨むようになったことで、広告代理店様とのディスカッションが、建設的かつ、高度になったと感じますし、このあたりは、確実な成長を実感しております。
今後の貴社の展望を教えてください。
当社では、「お客さまの『あったらいいな』を超えて、日常の未来を生みだし続ける」ことをパーパスとして、新しいサービスの開発をすすめています。
我々のチームは、より多くのお客さまにサービスの魅力を認知していただけるよう、お伝えしていく役割を担っていますが、これら販促活動を、戦略的かつ仮説と結果を数値で検証し、着実に前進が感じられるマーケティングを組織で行う。
そして、もちろん「成果」へとつないでいく。コロナ禍の状況にあっても、成長できる、強い「自走する組織」を作れればと考えております。
――お話、ありがとうございました。