住友化学株式会社は、日経プライム市場に上場する住友グループの大手総合化学メーカーです。DXに向けた様々な取り組みを行う中で、エッセンシャルケミカルズ部門の樹脂関連の新規製品開発とそのマーケティングを担当している「樹脂関連事業開発部」では、昨年11月に同社HP内に「新技術情報サイト」を開設されました。
ここでも、Marketer’s Brainのメソッドがお役に立っています。
東証上場企業BtoB
住友化学株式会社様
未来に備えたデジタルコミュニケーション設計で「将来顧客」を創造する
インタビュー
住友化学株式会社 樹脂関連事業開発部様
ご契約内容
マーケティング顧問 契約
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか？
弊部では、今まで展示会への出展や既存顧客への紹介を中心に新製品や開発品のマーケティングをおこなってきました。しかし、2020年に起こったコロナ禍により状況が一変し、思うようにマーケティングができなくなりました。
弊社内でのデジタル化も加速していた中、デジタルを用いたマーケティングに挑戦すべく、先ずはウェブサイトの開設という基本的なことから模索しながら進めていました。進めていく中でも「デジタルを用いたマーケティングとは？」という疑問は拭えずにいた中、他部署がデジタルマーケティングの専門家であるデ・スーザさんへ相談しながら指導いただいていることを知り、お力を借り、支援いただくことといたしました。
▼結果、どんなことが起こりましたか？
まだ上市していない開発品や新技術を中心としたマーケティングとなるため、デジタル上で「何を、どのように開示すればよいか」、「顧客との対話、関係性の構築をどのように進めていけばよいか」など、一見簡単そうに見えるプロセスをウェブサイトという場を使って表現することに非常に難しさを感じていました。
しかし、 デ・スーザさんとの対話を通じて「言語化」することの重要性、更にはより具体的に落とし込んだ表現で明示することの必要性と訴求手法を取得し、一つ一つを理解、納得した上でウェブサイト構築を進めることができました。
当初想定していた以上に自分たちの特色を出すことができ、また業界に先駆けた取り組みとしてウェブサイトを公開できたことに大きな意義を感じています。
▼実際に公開されたWebサイト
・新技術情報サイト
https://www.sumitomo-chem.co.jp/rd/technical_information/
・「新技術情報サイト」公開のお知らせ
https://www.sumitomo-chem.co.jp/news/detail/20221111.html
▼今後の貴社の展望を教えてください。
新技術や開発品は製品化までにどうしても長期間を要すると自他ともに認識しがちですが、早い段階から情報を提供し、お客さまと弊社双方の対話を続けていくことで、開発も加速でき、より良い製品が世の中へ生み出されていくと思っています。
「困った時に必ず訪れていただける」そんな希望と信頼を持ち合わせたウェブサイトに成長させること、そして、住みよい未来を生み出すための化学の可能性をあなたとともに追及していき、グローバルな視野をもって世界を変えていきたいと思っています。
―――お話、ありがとうございました。