Matchaeologist Japan株式会社様は、日本の東京都港区に本社を構える、英国発祥のMatchaologist社の日本法人です。この企業における日本国内でのブランディング、製品マーケティング事業に、Marketer’s Brainのメソッドがお役に立っています。
Matchaeologist Japan株式会社様
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?
Matchaeologistは、英国に本社を構える“卓越した職人技“と“現代的なスタイル“に特化したお茶(特に抹茶)の商材を扱う抹茶ブランドです。
「日本の抹茶を上質なワインのよう嗜む」ことをコンセプトにしており、「現代的なライフスタイル」と「伝統的な抹茶と職人技」を融合。茶葉からグラスに至るまで、ひとつひとつの製品を「見ているだけでも美しい」かつ、「手軽に抹茶を楽しめる」ようにデザイン、提供しており、本国のインスタグラムのフォロワー数は、約14万人です。
多くのファンを抱えるこのブランドの日本法人として弊社があります。
海外での知名度は高いプロダクトなのですが、茶道(または、抹茶発展の地)の起源ともいえる日本では、ブランドの知名度はこれから……という段階でした。
たとえば、製品をそのまま展開しようとしても「抹茶はそもそも日本が起源のお茶」だからこそ「茶道」に代表されるような「敷居の高いイメージ」が定着しています。どのように、抹茶の持つ伝統と品格を守りつつも、敷居が高いというイメージだけを拭い去り、お客様への「洗練されたライフスタイルの提供」を実現していくのか。この、具体的な戦略・戦術の部分に悩んでおりました。
そんな折、知人よりMarketer’s Brainのデ・スーザ様を紹介いただき、お力を借りる事に致しました。
▼結果、どんなことが起こりましたか?
最初にアドバイス頂いたのは「貴社は、抹茶そのものを漫然と売るのではなく、貴社製品の価値を創造して、それを売ってください」というものでして、「なるほど!」とは思いつつも、それを知識や座学だけではなく、体現するところまで持っていく事には、正直、不安がありました。
しかし、デ・スーザさんのご指導は、戦略のみならず戦術、具体的な施策にまでに及んでいたため、メソッドを継承する中で、キャッチコピー、Webサイト上の表現、メールの文面などをひとつひとつ丁寧に修正していき、自分なりの形を構成することができるようになりました。
大きな転機は、百貨店などのバイヤーが集う展示会に、はじめて、Matchaeologistが出展することになった時の事です。
この際、ご指導頂いたアドバイスに忠実に、ブースの造作、レイアウト、人の配置、トークの内容、アフターフォローの在り方などを展開したのですが、主催者の方が「忙しそうだったので、お声がけするタイミングが難しかった」とおっしゃるほど、ブースは大盛況になり、結果、多くの有名な百貨店やセレクトショップより引き合いを頂く事が出来ました。
また、そこからお話が発展し、六本木ヒルズの店舗での取り扱いが始まったほか、このメソッドを応用した、受注頂く方法(受注プロセス戦略®)を体得したことで、ケータリングでのご活用など新たな取り組みでの実績も生じています。
Matchaeologistの持つ魅力を、キチンとお客様に伝えられ、すばらしい事業拡張が出来た現状を本当にありがたく思います。
Matchaeologist のプロダクト
今後の貴社の展望を教えてください。
どれだけ海外(ブランドの本国)で成果があっても、抹茶は、そもそも多くの日本人にとって「目新しいもの」ではありません。
ですから、はじめての展示会に出展した際も「日本市場で上手くいくだろうか」という不安は、正直ありました。
しかし、最初の展示会で大きな成果を出すことが出来たことで、その「思い込み」を払拭できたことは、弊社にとって本当に大きな財産であり、転機にもなったと思います。
もし、最初に大きく失敗していたら「やっぱりダメだったか」と思っていたかもしれませんから。
このチャンスを逃さず、今後も、デ・スーザさんに頂いたご指導を糧に、シッカリとしたブランドを形成し、より多くのお客様に「現代的で洗練された抹茶スタイル」を提供したいと思っております。
―――お話、ありがとうございました。
Matchaeologist Japan株式会社様は、創業5年の若い会社であり、また、大手の資本が入っていたりする訳でも、そもそも大きな企業でもなく、どちらかと言うと弊社のような「こぢんまりとした企業様」です。
弊社のプロジェクト実例は、これまで多くの大企業様を中心に展開しておりましたが、 実は、Matchaeologist Japan株式会社様のような事業規模の企業様の支援でも実績を残しており、本件のような「着実な歩み」の手助けをさせて頂いております。
本来、これらの企業様が、マーケティングを伸ばそうと思ったとき、徒手空拳で、自らの力で何とかしようとしたり、相応の費用で「なるべく安く、どうにか……」と「わからないなりの安い外注任せ」にしたりしがちです。
しかし、Matchaeologist Japan株式会社様におかれましては、「大きな投資をしてでも、シッカリとしたマーケティングのしくみと、プロダクトの在り方を構築し、この製品の国内展開を成功させる」という強い覚悟と信念のもと、この投資に踏み込んで頂けたことが本当に印象的でした。
実は、弊社は、料金ページに記載されております通り、お客様の「事業規模」によって頂くコンサルティング報酬を変動させて頂いております。
これは、
1.マーケティングと言うものが事業規模によってスケールが変わる性質であること
2.同じ金額でも中小企業様の方が社運を賭けた投資になること
を勘案しているからです。
それでも、金額感的には特に中小企業様にとって大きな決断にはなることは間違いないのですが、本件のような「ターニングポイント」に生かせるのであれば、それは採用された企業様にとって「大きな財産」となることでしょう。
これからも、事業規模を問わず「どうにかしたい、本気の企業様」の力になれれば幸いだと存じます。Matchaeologist Japan株式会社様の今後の飛躍を応援しております(デ・スーザ)