株式会社メディカ出版は、医学、看護などの医療分野における出版事業ならびに、医療系セミナーの開催や、メールマガジンの発行、感染制御関連では、CDCのガイドラインの和訳集の刊行を行うなど、感染制御学分野での重要な学術教材を発刊されている医療系の出版事業者です。この事業者様では現在、デジタルを活用したサービス訴求などを各種強化されております。
Marketer’s Brainのメソッドが、その展開に役立っています。
株式会社メディカ出版様
▼ご利用前は、どのようなことに悩んでいましたか?
弊社では、看護師の日々の継続的な学びと、看護実践能力の定着をサポートするため、ユーザーの所属する診療科・病棟や看護実践力等の情報に合わせて一人ひとりに最適なコンテンツを提供するオンライン学習システム『FitNs.(フィットナス)』の提供を2020年より行っています。
そのマーケティング施策の展開にあたっては、自分たちなりにサービスの価値を考え、各種の施策に落とし込むなど、企画を立てプロモーション展開してきました。
実際にプロモーション活動を行う一方、実際に行った施策の検討・考察・改善、あるいは自分たちの施策そのものの「正当性」という点については「成果をスポット(点)の指標で見る」……と言うような状態になっていました。
たとえば、自社広告やQRコードの検証なども都度都度やっていたものの、前回と今回の施策を比較検証する上で「そこに、ぶれない判断軸があるのか?」と言えば、正直、説明が難しい状況になっておりました。
そのため、展開した施策が次の改善につながりにくかったり、施策そのものに自信を持てない状況となっていました。
この状況を打開するため、Marketer’s Brainのリッキーさんを紹介いただき、顧問としてジョイン頂きました。
▼結果、どんなことが起こりましたか?
まず、受注プロセス戦略を通じて、私たち自身、自分たちなりにユーザーのことを「見てきたつもり」ではあったのですが、その思考を「もう一段階掘り下げる」というような体験を日々することとなりました。
その「掘り下げ」の結果、自分たちが実際に「やっていたこと」、展開していた全体のストーリーの「ちぐはぐ」な部分が可視化され、お客様のデータに基づいてあらゆる打ち手について考察、改善していくことになりました。
具体的には「点」でとらえていたものを「線」で捉えなおす……と言うような体験です。
また、具体的な打ち手についても、リッキーさんの教えは、短期的な目先の話だけではなく、長期的な視点で、計画的に取り組む思考法が理解できるもので、たとえば「来年のことを考えて、今すべきことに取り組む」と言ったような、判断の優先度を誰にでも説明できる状態で実行できるようになりました。
もちろん、ご支援を通じて、成果面でも各種の改善が見られたため、私たち自身も取り組む中で、「本当に、反応がもらえるんだ」という実績と「気づき」、そして、根拠を積みあげて「自信」を持って、マーケティングに取り組めるようになったことは、会社的に考えても、自身のキャリアという観点で見ても、非常に大きな経験だと思います。
今後の貴社の展望を教えてください。
今回、組織の全体見直しもあり、一度、社内でのデジタル化を「自分たち」で促進すべく、一旦、卒業(契約満了)と、させていただくこととなりました。
今後、自分たちは、教えて頂いたことを「啓蒙する側」に回っていく事となり、リッキーさんから教わったことを横展開していく立場となります。
会社としても、投資対効果を確実に感じることが出来た今回の、再現性のあるやり方、実績を出せるやり方を、提供頂いたシステム(Marketer’s Brain®)なども活用しながら、自信を持って推進していきたいと思います。
――お話、ありがとうございました。