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展示会東証上場企業BtoB

株式会社クラレ 様

Withコロナの最先端を行くMA活用~「マーケティング軸の」常設オンライン展示会開催
インタビュー
株式会社クラレ様
ご契約内容
マーケティング顧問 契約

株式会社クラレ様は、高機能樹脂や繊維製品などを製造販売する日本の東証プライム市場に上場する大手化学メーカー様です。クラレ様における弊社の取り組みは、以前も弊社の支援事例として紹介させて頂きましたが、今回は1年前の大成功を経て、ついに常設開催に至った自動車展示会の取り組みについて紹介いたします。

◆1年前の展示会の大成功から、ついに常設展の開催へ至りましたね

はい。ありがとうございます。昨年度、1万人以上の方々にご来場いただき、弊社内でもデジタル化推進の火付け役となった「オンライン展示会」をどうにか「常設化したい」と言うのは当チームの悲願でもありました。今回、数々の展開と実績を経て、開催にこぎつけられたことをとてもうれしく思います。

◆昨年度の展示会からの(運用面における)進化ポイントはどこでしょうか

リッキーさんがよく「オンライン展示会と言う言葉に大きな意味はない。やることではなく、実績を出せる仕組みこそが重要……」とおっしゃっていますが、弊社ではほぼ全ての部門でMarketer’s Brain様のご指導を頂いたこともあり、全社的にこの仕組みが整いつつあるとの実感があります。リッキーさんから、ご指導頂いているマーケティングの基本を活かした設計図は、少しずつですが社内メンバーだけでも創れるようになってきました。今回の展開でも、過去に手がけた他のオンライン展示会、(スポーツ&アウトドア展、農業展など)のデータも活かし、一定のクオリティを担保できたと思います。

その、アウトプットが自前で出来るようになった……と言うのが、本当に1年前とは、まったく違う景色(進化ポイント)ですね。感慨深いものがあります。

◆常設化するにあたり、どんな苦労がありましたか?

まずは、コンテンツの内容の精査、そして「更新性」についての考え方ですね。スポットで行う展示会と、常設する展示会の考え方の違い、そのために必要なリソース、コンテンツの考え方など、「やりたい」と言う意志だけでは動かない「課題」の多さを、しかも自社・内製を中心に組み上げていくのは大変でした。どうにか、開催出来て、とりあえずですが、一安心といったところでしょうか。

今後の貴社の展望を教えてください。

さまざまなご指導を頂きつつ、未熟な部分も多いのですが、プロジェクトメンバー同士が成果を共有し合い、お互いに研鑽し合う企業文化が徐々に生まれてきているのは非常に嬉しいことです。

一方で、今回は「常設展」と言うこともあり、今後も気は抜けません。「飽きさせない工夫」を行うこと、そして、裏側で次の施策に繋がる分析(MA/SFAの活用)についても随分とご指導を頂いておりますし、まだまだ出発点したばかりです。ここからは「新しい、未来のお客様」を増やすための、もう一歩進んだ展開も視野に入れて活動していきたいと考えています。

――お話、ありがとうございました。

◆クラレ株式会社 「クラレとクルマ 展示会」オンライン会場はコチラ

https://go.kuraray.com/auto2021

・Marketer’s Brainよりプロジェクト秘話

クラレ様とのお付き合いは、3年目になります。1年前のコロナ禍で、おそらく日本最速と言う勢いで展開され、日経新聞などにも取り上げられた「オンライン展示会」ですが、その言葉尻だけを模倣するのではなく、中身までを徹底的に研鑽し、成果も発揮できた……と言う事例は、実は、私の知る限りでは、数えるほどしかありません。

 

「マーケティング軸で伝える」とはどういうことなのか? そういった成功事例を後から解説するのは批評家でもできますが、自前で組み上げて形を成し、ましてや、成果までつなげる……となると、これはレベルがまるで違います。

 

「見るとやるでは大違い」と、良く言いますが、自社のプロダクトを客観視する視点を手に入れ、それを活かし、相手に最も響く方法で伝える事のできるようになったクラレさまの成長。そして、企業文化の構築を心よりうれしく思います。今後は、このサイトを軸にしたコミュニケーションや、見込み顧客の誘導など、点や線ではなく「面」で見せるような展開も増えていく事でしょう。弊社としても、更なる発展に寄与したいところです(デ・スーザ)