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マーケティング脳を磨く、交通機関での頭の体操方法

「常日頃から、マーケティング脳を鍛えるためにどんな事をしていますか?」みたいな質問をいただきまして、今日はその話に答える一例を紹介します。自分の中では習慣化しているので「ものすごい、(自分にとって)当たり前のこと」を並べますが、話をしてみると相手から見ると「ははあ、そんな事しているのですか」となるケースも結構あるのが世の常なので、つらつらと書いておきます。

昔から私がものすごい良くやるのは、外出の際に電車に乗った時の「中吊り広告のチェック」です。1両で5パターンくらいはパッと目に止まると思うのですが、それを見てこういう頭の体操をします。

「この路線をメインで使う人はどういう人が多いのだろうか」と想像するんですね。

たとえば、大学のオープンキャンパスや予備校の中吊り広告が多い路線は「高校生前後の学生」や「その親」くらいの世代の乗降が多いと推測できます。百貨店のセールに関する広告が目立てば、その系列が多い路線でしょうし、そのセールの内容が婦人服であれば婦人服の内容(若い層向けのワンピースなのか、中高年向けの衣料なのか)で、大まかな年齢を推測する事も出来るでしょう。高校生が電車に乗るということは私立校(進学校)が多いのではないか?など、イメージを膨らませることはいくらでもできます。

最近面白いのは、相互乗り入れ路線です。電車の路線図を正しく理解していなくても、はるか遠方のマンションの中吊り広告がある場合は、物件概要からファミリー層向けであれば、通勤をしているユーザーを狙っていることは間違いありません。つまり、乗り入れしている路線のイメージを持つことができます。

そのマンションの広告が「大手町まで10分!」とか書いてあれば「大手町界隈のユーザーを狙っているのか」など、職業や年収レベルもなんとなく想像する事も可能です。広告の種類、キャッチコピーの内容、いろいろな情報が、その路線を使う「人間像(ペルソナ)」を形成します。とにかく「この路線は誰がよく使うのか?」を考え抜くんですね。

こう言ったトレーニングは、何も電車の中吊りに限らず、タクシーの後部座席のシート、新幹線のドア側、駅のサイネージ広告やポスター、バスの車内など「人が往来する公共の場所」であれば、かなり色々な場面で行う事ができます。特に、自分が普段あまり行かない地域に行く時などは、まず広告周りをチェックして、そのあとに「乗車しているお客さんをチェック」すると、なんとなく答え合わせも出来るので、非常に良い頭の体操になります。ぜひ、試してみてください。

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