価値あるブランディングは、究極の人時生産性を生む
去る11月に、Webサイトのリニューアルを終えた弊社。その成果は……?と言うと、全体の流入は多少の減少をした一方、来訪者のコンテンツの閲読の時間と、回遊、そして効果は大幅に伸長することとなりました。また、面白いのは当サイト経由の拙著(最新刊)の売れ行きが、堅調に推移し続けているということです。そのくらい、サイト内の「興味喚起~理解促進」がキチンと機能していると言う事でしょう(ただ、申し訳ない事に、弊社コンサルティングは、ご紹介のない方・新規ご相談・受付は、もう3年近く停止しているままなのですが……)まあ、それにしても、「必要な方にだけ、よく読まれ、正しく理解していただく」という、当初の狙い通りの「目的」を果たしている事は、数字を見ればわかります。ありがたい限りです。さて、そんな弊社なのですが、「リニューアルの際に、何をしたのか?」と言うと、その設計思想は少し風変りで、1)コンテンツ量をリニューアル前より70%削減2)生き残ったコンテンツの文字量を30~50%カットと、言った「減らす、削る」と言う、通常の企業が、おおよそやらないような事ばかりをしています。この思想に行き着くために必要な根本的な考え方が「プラットフォームの消費者にならない」という視点でした。それはいったい、どういうものなのでしょうか?本日のコラムは、そんな「考え方」のお話しです。